水のブログ

思いのままに描き殴ります

ビルドNEW WORLD 仮面ライダークローズ 良くも悪くもビルドらしい作品 ※ネタバレ有り

 こんにちは、水です。

 

毎日更新しようと思っていたのですが、現状睡眠時間を削らないと書けないと気付きました。

難しい所・・・

とはいえ、書きたいことがない訳ではないので、出来る範囲で書いていきたいと思ってます。

文章構成に難が有る(特に理由の部分)って、ブログ書くことで気づけたし、そこに意識して今後は書いていきたい。

 

という事で、本日は『ビルドNEW WORLD 仮面ライダークローズ』観てきました。

結論から言うと、「面白いが、ビルドにはまった人にしかオススメできないかな」って感じでした。

 ※因みに、自分は平成仮面ライダーシリーズ内で『仮面ライダービルド』は5本の指に入るくらい好き。

 

1.心理描写

仮面ライダービルド』の「仮面ライダー」は「愛と平和」の為に戦う思想を持った人間が悪に立ち向かうという分かりやすい子供向け作品。

しかし、作中で「仮面ライダー」という名前の「軍事兵器」であり、市民にとっては、守られている事実は有っても、同時に存在自体が恐怖の対象でもある。

市民に受け入れられなくても、戦兎や万丈達は「愛と平和」の為に戦う。

この設定を新キャラクターの「馬渕由衣」を登場させることでうまく表現されていた。

 

「馬渕由衣」の職業は先生。彼女は戦争の最中に生徒と共に逃亡中、敵の兵士に遭遇してしまう。

そんな時、別の兵士と戦うクローズと鉢合わせる。

彼女はクローズに助けを求めるが、クローズは一瞥した後に別の兵士と戦ったまま去ってしまう。

その後、彼女と生徒はそのまま捕虜となり、エボルトの組織の人体実験の被害者となって命を落としてしまう。

新世界で彼女は生き返るが、体には生々しい傷跡が残り、生徒も意識不明の状態。

この出来事から、自身と生徒を助けなかった、クローズを憎むようになる。

 

万丈曰く、「その時はそんなに余裕がなかった。自身と自身にとって大切な人の為にしか戦うことを考えられなかった」と告げる。

その後、キルバスの脅威にさらされるが、万丈が身を呈して守る。

かなり王道だが万丈の成長が見られるシーンだった。

 

しかし、万丈が市民を見捨てる時系列に違和感が有る。

戦争中ということは、17話以降の話になる。この時点で万丈は『平成ジェネレーションズFINAL』の出来事を経験している。この時点で万丈の成長はほぼ済んでいる。

その後に、戦争が始まり余裕が無くなったのかもしれないが、理由付けとしては正直説得力が低く感じる。

 

とはいえ、他にもビルドの良さが活かされたシーンが有る。

冒頭で「この世界に仮面ライダーは必要ない」と話す戦兎。

「馬渕由衣」の話を聞き、意識不明の生徒をジーニアスボトルの力で助けた戦兎に対し、劇中の最後に石動美空が「やっぱり仮面ライダーは必要だよ」と戦兎に笑顔で話す。

実際に変身はしていないのに「仮面ライダー」という単語を用いたのは、変身していることよりも「仮面ライダー」が持つ精神を尊重しているような表現でとてもエモい。

 

2.劇中設定

ここはビルドの悪い所が出ていたと個人的に感じている。

今回のVシネでは、パンドラボックスの再生を行ったり、エボルトが復活したり、ジーニアスボトルが蘇っていたり(変身はしない)している。

理屈は一応説明されるが、個人的にはあまり腑に落ちない所が大きかった。

TV本編等から考察が可能だが、肝心のTV本編も曖昧な設定が多かった為自身で納得させるほどの考察はできなかった。

 

あと、エボルト生存エンドは避けて欲しかった・・・。

 

3.演出

意識して作られたのかはわからないが、初期のビルド(1話~14話辺り)を思い出させるシーンが多く、にやりとさせられた。

万丈の変装、美空がデートと聞いててんぱる、戦兎がレンジで新アイテムを開発してテンションが上がったり・・・ほかにも、そういうシーンがあるかもしれないので、円盤が出た際には意識して観直してみようと思う。

 

アクションシーンも、クローズ全フォームが登場したり、ブラッドスタークが活躍したり、キルバスがビルド(ラビタンとファイヤーヘッジホッグのみだが)に変身しクローズと戦うなど、本編終盤では活躍できなかったフォームやシステムが再度観られるのはやはり良かった。

新ライダーのキルバスも蜘蛛がモチーフのライダーで蜘蛛の巣や蜘蛛の糸を用いて戦う。蜘蛛モチーフらしい戦いが思っていた以上に新鮮でかっこいい。(サマーソルトのライダーキックはかっこよすぎる。)

クローズエボルも竜やブラックホールのCGやワープを行う等で戦い、万丈とエボルトの融合体らしい戦闘方法かつ、〇〇フィニッシュ3連打は圧倒的な強者感があり、観ててすがすがしかった。

 

気になる点はあるが、良い所も一杯ある。まさにビルドらしい作品なので、ビルドを最後まで楽しく観ることができた視聴者なら、ぜひ劇場へ足運んで欲しい。

 

本日の3行日記(毎回ここのコーナー名変わってる気がする)

やっぱり、書き出すと時間がかかりますね・・・。もう少し軽めに書いて先ずは継続させたいのですが、書いておきたいことは多い。完結にまとめる思考力が欲しい。

あと、バイオハザードRe:2 買いました